表象としての旅

(高知尾 仁〔編〕,2004)


差異の世界への接近を希求することから旅は始まる。それらの旅の集積によって世界が体系化され,世界に対する共通認識が確立することになる。それと同時に,描き出された世界は,客観的世界であるというよりは,むしろ書き手の自己のありようの表出そのものであるともいえよう。旅を記述することによって表象されるものとは何か。
 本書は,日本人に内在するオリエンタリズム,カトリック宣教師・仏教求法者の旅の言説,ヨーロッパの戦記・旅の表現を詳細に読み解く論文集である。

(371ページ)


ISBN : 4-88721-669-6

価格 8,400円(消費税・国内送料込み)



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